2023.03.14 未分類
こんにちは、山内皮ふ科スキンケアクリニックです。
今回は当院でフォトフェイシャル（光治療）の機器として活躍しているステラM22をご紹介させていただきます。
【フォトフェイシャルとは】
光治療とも呼ばれるカメラのフラッシュのような光を照射する肌質改善の治療です。
レーザーも光を利用した治療なのですが、レーザーが機械ごとに単一の光の波長を増幅して照射するのに対して、フォトフェイシャルは特殊なフィルターを通して不要な波長の光を取り除いた幅広い波長の光（IPL : Intense Pulsed Light）を照射する治療です。イメージとしては、レーザー治療が一つの目的に対して強いエネルギーで治療を行うのに対して、フォトフェイシャルでは様々な肌の悩みに対して広範囲でマイルドな光を照射して幅広く複合的に働きかける治療であると考えることもできます。
【ステラM22について】
ルミナス社が開発した厚生労働省承認のフォトフェイシャル機種で、複数の波長フィルターを搭載しており、1回の施術で、シミ、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなどの複数のお悩みや肌質に対して細かく設定を変更しながら照射することで、光治療の相乗効果を期待することができます。
【ステラM22の効果】
フォトフェイシャルステラM22で期待できる効果は以下の通りです。
・シミ・そばかす：表皮と真皮の間に定着したメラニンの破壊吸収を促します。
・くすみ：肌の透明感が失われた状態に対して、メラニンへの作用やターンオーバーの促進効果によって改善を促します。
・赤ら顔：毛細血管拡張に対して効果を有するフィルターを使用することにより、赤ら顔の改善を期待することができます。
・小じわ・毛穴の開き：長波長のフィルターを使用することにより、真皮層を刺激し古い角質の除去やコラーゲン生成を促します。
【施術の概要】
| 所要時間 | 顔全体：約30分 両頬：約20分 |
| 洗顔・入浴・メイク | 当日から可能。強くこすらないように注意してください。 |
| 通院回数 | おおよそ月1回の間隔で3-5回ほどの治療を推奨。 |
| 禁忌 | ・光線過敏症、 ・リウマチ等でシオゾール・グレリース・リザスト・リドーラ等の薬剤を過去に服用されていた方 ・日焼け後 ・てんかんの既往がある方 ・金の糸がお顔に入っている方 |
| 副作用 | ・赤みやひりつき（殆どは当日中改善。長いと3日程度） ・薄いかさぶた（7日前後） ・水泡ができる可能性（7日前後） ・やけどの可能性 ・色素沈着をきたす可能性 |
| 注意事項 | ・日焼けが高度な場合、施術できないことがあります。 ・施術後は紫外線対策を行ってください。 ・治療部位やその周囲の皮膚が一時的にダメージによる表皮剥離や炎症を起こすことがあります。治療部位を強くこすらないようにしてください。 |
当院では患者様のお悩みや経過に合わせた波長の調整を行うことにより、より効果的な光治療をご提供しています。
皆様のご来院をお待ちしております。
山内皮ふ科スキンケアクリニック